■太ると起こる健康障害
脂肪があまりにも増え、太ると
- 糖尿病
- 高血圧
- 高脂血症
などの生活習慣病を合併するからです。
肥満が多くの合併症を伴うのは、脂肪細胞が、単なるエネルギーの貯蔵庫ではなく、
多くの合併症を引き起こすホルモンを多数分泌しているからです。
例えば、インスリン抵抗性の糖尿病の元凶となる腫瘍壊死因子(TNF−α)、高血圧症の原因になりうるレプチンやアンギオテンシノーゲン、さらには、動脈硬化の元凶となるアディポネクチンなどのホルモンを分泌しています。
さらにこれらの合併症は、今ある体重から5〜10%減量(脂肪量の低下)できればホルモン分泌は正常化され、治ってしまうことがわかっています。
それゆえ、脂肪の過剰蓄積が悪いので、減量して脂肪を減らすことはとても大切なことです。
脂肪を減らすにはまずはじめに基礎代謝をあげること。これが一番の近道となっていますよ。