■停滞期

ダイエットを開始してはじめはトントン拍子で落ちていた体重がある日突然まったく減らなくなる。
食生活も運動量も変えていないのにどうして・・・。
これは「ダイエットの停滞期」と言われるものでこれをうまく乗り切れるかどうかがダイエット成功の鍵をにぎっています。
停滞期がやってくる理由は主に二つ。

 

まず1つは体の防衛反応が働くためです。
人間の体はよくできていて、傷ついて血が出ればかさぶたを作って傷口をふさごうとします。これと同じでダイエットで体の栄養が不足すると少ない脂肪や糖分を体に蓄えようとするのです。栄養がなくなったらまずいから今後の為にガッツリ吸収しておこうというわけですね。

 

二つ目は体が省エネモードにはいるため。
たとえば1日2000kcalとっていたひとが1500kcalに減らすと体はエネルギー不足になります。そこで体は少ない栄養でも維持できるように「基礎代謝」をへらしてしまうのです。停滞期の長さは人によってそれぞれ。平均して1〜2週間、長いひとだと1ヶ月以上続きます。
そしてダイエット期間中は何度も訪れます。
頑張っているのになかなか減らないのは辛いもの。でも「停滞期」があるということはダイエットが順調に進んでいる証拠です。
停滞期さえ過ぎればちゃんと体重は落ちていきますから。
停滞期は「痩せるまでの準備期間」だと考えてあわてず、いままで通りのダイエットを続けてくださいね。

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